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名古屋市昭和区八事にある矯正専門の歯科医院
(鶴舞線・名城線 八事駅6番出口すぐ) 日曜も診療

出っ歯(上顎前突)を治したい大人の方

     
 上の歯が前に出ていると、歯が目立ってしまって、気になりますよね。
 歯がじゃまをして口を閉じにくかったり、口の中が乾燥して口臭を気にされている方もおられると思います。
                      

 実際、上の歯が前に出ていて口を閉じにくい状態だと、口の中をきれいにする唾液が口の中を循環できませんので、口臭が生じやすくなります。また、唾液が循環しないため、むし歯や歯周病のリスクが高まり、長い目で見ると、歯を失うリスクも高くなります。
 大人の方はそんなに頻度は高くありませんが、前歯をぶつけて、歯を折ったりするリスクも高くなります。(私(院長)自身、出っ歯だったため、子ども時代に前歯をぶつけて折ってしまいました。そのため、今は、前歯の神経がなく、少し黒っぽくなっています。)
 また、出っ歯(上顎前突)は、顎関節症になるリスクも高くなることが明らかにされています。
              

 出っ歯も個性、と考えれば、無理して治療する必要もないと思いますが、もし気にされているようであれば、歯が健康なうちに矯正治療されることをお勧めします。
 歯周病で歯が悪くなってしまっていたり、外傷で歯が折れてしまっていたりしたら、矯正治療の治療方法に制限が生じたり、場合によっては矯正治療できない場合もありますので。。。
 (矯正治療されない場合は、歯を守るために、しっかり歯みがきをしたり、定期的に歯科医院へ通院して、歯のクリーニングなどを受けることをお勧めします。)
    

 とはいえ、なかなか踏ん切りはつかないですよね。
 きちんと治るのだろうか、矯正装置に対する不安、治療期間が長い、費用が高い、など、いろいろ心配があると思います。
 
 でも、そんなに深く考えすぎないでください。
 きちんと治療すれば、出っ歯(上顎前突)はきちんと治ります!
                  

 このページでは、出っ歯(上顎前突)の治療について、私(院長)の考え方を書いていきます。


[出っ歯(上顎前突)の矯正治療について]
 出っ歯(上顎前突)の方は、多くの場合、上の前歯が前に出ているだけでなく、上の奥歯も前に出てきています。
    
出っ歯(上顎前突)のかみ合わせ

 きれいなかみ合わせの人は、下図のように、上下の奥歯が「1歯対2歯」でかみ合っています。
    
理想的なかみ合わせ

 出っ歯(上顎前突)の方は、前歯が出ているだけでなく、奥歯のかみ合わせもずれているということです。
  
 そこで、矯正歯科治療では、上の前歯が前に出ているのを後ろに下げるとともに、かみ合わせも整えるように治療していきます。

 歯は、見た目だけでなく、かみ合わせも大切ですからね。
                         

 では、どのように治療するのでしょうか?
 方法としては、「上の歯すべて(前歯も奥歯も)を後ろへ移動させる」、「どこかの歯を抜いて、その隙間を利用して上の前歯を後ろへ下げる」、などが一般的に考えられる方法です。(他にも、骨を切る外科手術など、いろいろな方法がありますが、ここでは割愛します。)
 

 「上の歯すべて(前歯も奥歯も)を後ろへ移動させる」方法の場合、一番奥にある親知らずを抜いて、その部分(親知らずを抜いた部分)に親知らずの1本手前の歯を移動させ、その移動させた歯の手前の歯をまた奥へ移動させ、、、、と、要は親知らずのあった部分を利用して、すべての歯を後ろへ移動させていきます。

  
 
 この方法で治療すると、上図のように、前歯が後ろに下がるだけでなく、奥歯のかみ合わせも変化します。
 この方法で治療するためには、親知らずが存在すること、または、親知らずが生えられるだけの骨が一番奥の部分にあること、などの条件があります。
 要は、歯を後ろへ移動させられるだけの骨が、上顎の一番奥の部分にあることが必要です。
                         

 「どこかの歯を抜いて、その隙間を利用して上の前歯を後ろへ下げる」方法の場合は、一般的に、前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜いて治療します。


 上図で、上の前から4番目の歯がなくなり、その隙間分、上の前歯が後ろへ下がったら、どうでしょう。
 下図のように、上の歯が1本少なくなりますが、きれいになります。

          

 上記2つの方法の他にも、上下の歯を抜いて治す方法や、歯を抜かずに外科的矯正治療で治す方法など、いろいろな治療方法があります。
  

 人によって口の中状態は様々ですので、実際に治療するときには、患者様のお口を見て、できそうな治療方法をいくつか考えて、その中から患者様と相談して、治療方法を決めていくことになります。
                    

[矯正治療に伴う抜歯について]
 上記のように、矯正歯科治療を行うときには、抜歯をすることがあります。この抜歯に抵抗がある方もおられると思います。
  

 健康な歯を抜くことには、私(院長)も抵抗があります。
 しかし、出っ歯(上顎前突)をこのままにしておくと、口はとじにくく唾液の流れが悪い状態ですから、歯周病になり、多くの歯を失うリスクが高くなります。
 歯を抜いて、その隙間を利用して上の前歯を後ろへ下げると(出っ歯(上顎前突)を治すと)、口を閉じやすくなり、唾液の流れが改善され、歯周病でたくさんの歯を失うリスクを下げることができます。
 多くの歯を守るために、数本の歯を犠牲にする、という考え方です。
                     

 歯を抜かずに無理な治療をして、きちんと治らなかったり、口を閉じやすくならなかったりしたら、本末転倒ですからね。
  

 抜歯は必ずするわけではありませんが、きちんと治すために必要に応じてする場合もある、と考えていただければ幸いです。
                

 実は、私(院長)自身、大学生の時に抜歯して矯正治療を受けました
 もう、矯正歯科治療が終わって20年以上経過していますが、今でも全く問題なく生活しています。というより、治療前より、はるかに快適に生活しています。
 

 きちんと治すために健康な永久歯を抜いて矯正治療することは、残された歯の健康のために重要であることを、自分自身の体で実感しています。
       

 日本人の80歳で20本以上歯が残っている人の歯並び・かみ合わせを調査した研究によると、80歳で20本以上歯が残っている人の中に、出っ歯(上顎前突)の人はいなかった、と報告されています。
 出っ歯(上顎前突)の人は、歯周病などで、歯を失ってしまうからだと推測されます。
 歯を抜いてでも、出っ歯を治すことは、歯を守る上で大切なことなのかもしれません。
                     

 「第一小臼歯を抜く方法」ではなく、「親知らずを抜いて、すべての歯を後ろに移動させる方法」で治療したい、と思われる方もおられると思います。
 これは、条件が整えば可能です。
 

 ただ、ちょっと考えてみてください。親知らずは抜いてよいのに、第一小臼歯を抜くのはよくない。どうしてなのでしょう?
 「親知らずは弱い歯だから。。」などと、なんとなく考えていませんか?
 そんなことはありません。
 親知らずも立派な歯です。使えるのであれば、しっかり使っていくべきだと私(院長)は考えています。
 実際、私自身、むし歯などで歯が数本ダメになった方に対して、親知らずを活かす矯正治療をたくさん行っています。  
   

[出っ歯(上顎前突)を治す矯正装置について]
 では、出っ歯(上顎前突)を治療するためには、どのような矯正装置が必要になるのでしょう?
 大人の方の矯正治療では、一般的によく目にする矯正装置、マルチブラケット装置が必要となります。

 一本一本の歯に装置をつけて、すべての歯を一本一本動かす必要があるためです。
 (現在のところ、マルチブラケット装置以外の矯正装置では、一本一本の歯を細かく移動させることはできません。マルチブラケット装置以外の矯正装置は、歯を大雑把に動かしているだけです。)

 詳しくは、「大人の方の矯正装置・痛み・保定について」のページをご覧下さい。

    

[まとめー出っ歯(上顎前突)の矯正治療を受ける上で大切なこと]
 出っ歯(上顎前突)は自然には治りませんので、気になるようでしたら、歯が健康なうちに、矯正治療されることをお勧めします。
     

 ただし、治療を受ける際には、矯正装置のこととか、歯を抜くとか、そのようなことにばかり翻弄されないように気をつけてください。
                        

 歯は一生使っていくものですから、矯正治療中のことより、治療結果や治療後の生活のことをしっかり考えて治療を受けることが大切です。
 矯正治療中より治療後の人生の方が長いですからね。(中途半端な治療を受けて、あとで後悔しないように。。。)
  

 「上の前歯を後ろへ下げて口を閉じやすくする」「きちんと治す」「矯正治療後に快適に生活できる」ということを忘れないようにして、治療を受けるようにしましょう。
                   

 矯正治療は何かと大変ですが、きっと、あの時に治療して良かった、と思っていただけると思います。
  

 出っ歯(上顎前突)を治したいな、と思われている方、矯正治療へ一歩踏み出してみたら、いかがでしょうか?

 まずは、矯正初診相談を受けてみましょう。

 出っ歯(上顎前突)を治療するかどうかは、矯正初診相談後にもう一度よく考えて決めれば良いことですから。。。

    


 ふじき矯正歯科で、矯正初診相談を受けてみようと思われた方は、「はじめのて方へ」のページをご覧ください。

 ふじき矯正歯科について知りたい方は、「ふじき矯正歯科のご案内」のページをご覧下さい。



 どこで矯正歯科治療を受けるべきか迷われている方は、「矯正歯科の選び方」のページもご覧下さい。

                                  


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