名古屋市昭和区八事にある矯正専門の歯科医院
（鶴舞線・名城線　八事駅6番出口すぐ）　日曜も診療

　
飲み込むときに、上下の奥歯が離れている

　飲み込むときには普通、上の奥歯と下の奥歯が接触しています。例えば歯医者で口を開けている時、のどの方につばがたまっても飲み込みにくいでしょう。これは、舌と口蓋（口の中の天井部分）が接触していないためです。上下の奥歯をかみ合わせた方が舌と口蓋（口の中の天井部分）を接触させやすくなり、飲み込みやすくなるのです。また上下の奥歯をかみ合わせて下あごを安定させることで、食道の入り口が安定して開くようになり、食べ物がスムーズに食道の方へ流れて行くようになります。

　もし、飲み込むときに上下の奥歯がかんでいない人がいれば、今日からかんで飲み込むように気を付けてみてください。これだけで、飲み込みやすくなるかもしれません。

　口をあけていても飲み込めるよ、という人もいるでしょう。のどの奥の動きがしっかりしていれば確かに飲み込めます。しかし歳をとってのどの奥の筋力が低下すると、口をあけて飲み込むのは、難しくなると思われます。従って、若いうちからできるだけ上下の奥歯をかみ合わせて飲み込む習慣をつけたほうがよいと思います。