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矯正治療と口元ー名古屋市昭和区八事ふじき矯正歯科 

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矯正歯科治療と口元

 「矯正歯科治療をして口元が前に出た」「口元が下がりすぎた」などの言葉を耳にします。

 確かに、矯正歯科治療をすると、口元の感じは変化します。

 口元は前歯の位置に影響されるので、矯正歯科治療によって前歯の位置が変化すると、口元の感じも変化するのです。

 その変化の程度と、その人の考え方や感じ方によって、口元の変化に対する認識が違ってくるのでしょう。

 このページでは、ふじき矯正歯科の口元に関する考え方を書いていこうと思います。

   
このページの目次

楽に口を閉じられることが大切
口の周りの軟組織、筋肉のこと
口元を整えるトレーニング
まとめ
   


[楽に口を閉じられることが大切]
 矯正歯科治療は、歯並び・かみ合わせを整えて、楽に口を閉じられるようにする医療です。

 楽に口を閉じられると、いつも自然に口を閉じていることにつながり、口の中を唾液が流れやすくなり、それがむし歯や歯周病の予防につながり、結果として健康な口につながるためです。

           

 では、楽に口を閉じられる、とはどういうことでしょう?

 例えば下のイラスト、なんとなく口の周りに力が入っている感じがしませんか?
 
 あごにしわが寄っているのがポイントです。
 楽に閉じられない口を、がんばって閉じている典型です。

 下のイラスト、少し感じが違うと思います。

 口の周りに力を入れることなく、リラックスした状態で口を閉じています。

 これが、矯正歯科治療で目指す、楽に口を閉じられる状態です。

            

 私の矯正歯科治療前後の口元の変化を見てください。
[治療前]
治療前の顔

[治療後]
治療後の顔

 治療後は口元が下がりすぎ、と感じられる人もいると思います。
 でも、治療後の方が楽に口を閉じられているように思います。
 (詳しくは、「院長の矯正歯科治療体験談」のページをご覧ください。)

                  


 (WR Proffit 著:Surgical Orthodontic Treatmentより引用)

 人種によって口元の感じは違います。
 私の治療後の口元は、白人の人から見ると、ちょうどよい口元かもしれません。

 ちなみに近年の日本では、口元の流行もあるようです。
 10年くらい前までは、「おもいっきり口元を下げたい(白人のような口元になりたい)」と言われることが多かったのですが、最近は「口元が下がりすぎるのが心配」という人が増えました。

  

 口元に関する考え方は、人や時代によって変わります。

 矯正歯科治療が、そのような流行に乗っていくのはちょっと違うと私は思います。

 「矯正歯科治療は口の健康のために行う医療」と、ふじき矯正歯科では考えているためです。
 
 したがって、自分好みの口元にするのではなく、口を楽に閉じられるようにすることが大切だと私は思います。

 詳しくは、「矯正歯科と美容医療」のページをご覧ください。

            

 ちなみに、口元に影響を及ぼす前歯の位置決めですが、矯正歯科学的には、治療後に安定しやすい前歯の位置というのが決まっています(セファロ分析でL1/APなど)。
 したがって、患者さんの希望に合わせて好き勝手に前歯の位置を決められるわけではありません。

 そういう意味でも、矯正歯科治療は、患者さんの好みに合わせて行う美容医療とは一線を画す医療であると私(院長)は考えています。



[口の周りの軟組織・筋肉のこと]
 とはいっても、口元の感じは顔の見た目に大きく影響します。
 なので、口元をきれいにしたいという気持ち、とてもよくわかります。

 そこで、この後、大切なお話をしていきます。

              
 
 「矯正歯科治療を受けて、ほうれい線が目立つようになった」「口元が寂しく見えるようになった」などの声も聞きます。

 矯正歯科治療は数年かかりますので、その間の老化も一因です。

 でも、もっと重要なことがあります。

 口の周りは治療前のままかもしれない、ということです。

 

 例えば、出っ歯(上顎前突)の人が矯正歯科治療で前歯を後退させると、下図のように口を閉じやすくなります。
[治療前]

 

[治療後]
 
(Angle II級上顎前突、治療開始年齢:18歳、上下左右の第一小臼歯抜歯、マルチブラケット装置装着期間:約2.5年、治療費:約90万円、矯正治療リスクのひとつである歯根吸収が、上顎前歯で起こりました。また、矯正治療の痛みと違和感がとても大変だったようです。しかし治療後には、口を閉じやすくなったと、とても喜ばれていました。)

 歯はこちらで動かしましたが、唇などはさわっていません。
 口元は、前歯の動きに付随して変化しただけです。

 矯正歯科治療前は、前歯によって口の周りの軟組織や筋肉が前に引き伸ばされていました。
 
治療後には前歯が後退した分だけ口の周りの軟組織や筋肉が余って、たるんだかもしれません。
 これがほうれい線などにつながってきます。
 「口元が寂しく見える」原因も、ここにあったりします。

 ただ、口の周りは口輪筋などたくさんの筋肉がついていますので、しっかり使っていくことで引き締まります。

               

 そこで、お口のトレーニング口の使い方の指導などが、とても重要になります。
 (ふじき矯正歯科では、矯正歯科治療を行うすべての患者さんに行っています。)

 私のイメージですが、矯正治療後に口の周りが適応してしっかり動いてくれれば、口元のことはあまり気にならなくなるような気がします。

 
 

[口元を整えるトレーニング]
 実際のトレーニングですが、
 例えば、「お口の動きもきれいにしたい方」のページに載せている、「口の前の部分をふくらませるかな?」をやってみてください。
 これをした直後、口元の感じが大きく変化していることがわかると思います。
 ただ、すぐに戻りますので、継続してこのトレーニングをしたり、コップからの飲み方なども気をつけたりした方がよいと思います。

 また、きれいな笑顔になるために、「口角を左右に動かせるかな?」などをするのもよいかもしれません。

新お口でこんな動きできるかな?より引用)

 鏡を見ながら、口角を右側へ引っ張って10秒間、左側へ引っ張って10秒間、ちょっとやってみましょう。
 これをしているうちに、口角が上がってきれいな笑顔になっていくと思います。

 でも、笑顔は自然に出てくるものですので、お笑いを見るなどして、たくさん笑うようにすれば、それでよいような気もします。

 


[まとめ]
 矯正歯科治療をすると、必ず口元の感じが変化します。

 ただ、矯正歯科治療は、歯並び・かみ合わせを整えて、楽に口を閉じられるようにすることを目指す医療です。
 こんな口元にしたい、という患者さんの好みに合わせて行う医療ではないため、ご希望には添えないかもしれません。。

 しかし、口元は顔の見た目に影響する重要な部分ですので、気になるのは当然です。

 そこで、どうすればよいのか考えてみます。

 矯正歯科治療でさわるのは歯だけです。口元はさわりません。
 口元の変化は、歯の移動に付随して起こるだけです。
 その変化に期待して、口元をこんな風にしたい、などといっても仕方がありません。

 口元は、矯正治療後の歯並び・かみ合わせに適応して口の周りがしっかり動くことで、きれいに見えてくると思います。
 そのためにも、口のトレーニングや、口の動かし方・使い方の指導がとても大切です。
 
 きれいな口元を目指して、一緒にがんばりましょう。


         


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