第1回目は,平成17年1月18日に「矯正装置を使わずにどこまで不正咬合を予防できるか」と題して行いました。最初に私が、乳歯の削合やお口のトレーニング等によって、どの程度歯並びが変化するのかについて、症例や過去のデータを用いて説明し、その後、参加者全員でディスカッションしました。それぞれの参加者が自由に自分の意見や経験を話してくれたので、私自身も大変勉強になりました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
第2回目は、平成17年3月3日に「悪い機能が作る悪い歯並び・かみ合わせ」と題して行いました。多くの症例を見ながら、どうしてこのような歯並び・かみ合わせになったのかについて、参加者全員でディスカッションしました。少しでも悪い歯並び・かみ合わせを予防したいとの思いから多くの話をしましたが、まだまだわからない点や難しい面も含んでおり、奥が深いな、と痛感させられました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
第3回目は、平成17年5月14日に「食べる時のお口の動き」と題して行いました。まず私が、人によって食べる時のお口の動きが全く違うこと、歯があれば上手に食べられるわけではない事を、食べる様子のビデオを使って説明しました。その後、どうすれば上手に食べられるようになるのか、全員でディスカッションをしました。かみ合わせ、舌の動き、歯軋り、顎関節症など、話は多岐にわたり、私にとって大変興味深い話もありました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
第4回目は、平成17年7月16日に「食べる力の発達」と題して行いました。私が、哺乳、離乳食、そして大人と同じ物が食べられるようになるまでの流れを説明し、その後、参加者全員でディスカッションしました。今回は、字の多い資料で、写真やビデオによる説明が少なかったため、また、普段の歯科臨床であまり考えない話だったためか、もうひとつ盛り上がりに欠ける感じでした。次回は、もう少し話が弾むような話題を提供できるように頑張りたいと思います。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
第5回目は、平成17年9月17日に「なぜ開咬になるのだろうか?」と題して行いました。最初に私が、これまでに明らかにされている研究を交えながら自分の考えを説明し、その後全員でディスカッションしました。「お口を健やかに育てて、少しでも開咬を予防できないかな」という私の説明に理解を示してくれる方もたくさんおられて、私自身、とても嬉しくなりました。しかし、なぜ開咬になるのか、という疑問は、とても奥が深く、難しい問題だな、と感じました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
第6回目は、平成17年11月19日に「診療中や日常生活で気になるお口の動き」と題して行いました。私が最初に、飲み物を飲む時や食べ物を口に入れる時の唇の使い方など、普段のちょっとした口の動きについて○×式で説明し、その後全員でディスカッションをしました。ぶくぶくうがいは何歳頃からできるのか、など、あまり考えたことがないような話もでてきて、私自身、とても楽しくディスカッションに参加させて頂きました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
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