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名古屋市昭和区八事にある矯正専門の歯科医院
(鶴舞線・名城線 八事駅6番出口すぐ) 日曜も診療

ふじき矯正歯科の勉強会の記録 第13回~第18回


第13回目は、平成19年1月20日に「顔のバランス」と題して行いました。歯科は顔の一部を扱う医療なので、子どもへのちょっとした歯科処置がその後の顔の成長に影響し、その子の人生まで変えてしまうかもしれない、という内容を症例を交えながら説明し、その後全員でディスカッションしました。いつもながら、参加者に引っ張られるようにディスカッションは進められ、私自身、たくさんの事を学ばせて頂きました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

第14回目は、平成19年3月17日に「矯正歯科治療の目的を考える」と題して行いました。最初に私が、矯正歯科治療はお口の状態をより良くする医療で、悪くなった状態を元のレベルまで戻す医療とは少し異なる医療モデルである事などを説明し、その後全員でディスカッションをしました。子どもの治療は、患者本人の主訴ではなく、両親の主訴である事が多く、患者本人のやる気をどのように引き出していくか、など、とても難しい問題であると、つくづく感じさせられました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

第15回目は、平成19年5月19日に「開咬と舌の関係」と題して行いました。タングクリブによってどうして開咬が閉じるのだろうか?という疑問に対して、舌の位置や大きさ、動きなどの観点から私が説明し、その後、全員でディスカッションしました。舌の大きさの評価方法や舌縮小術など、舌についての話をたくさんしましたが、舌というのは本当に謎だらけの組織だな、とつくづく感じました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

第16回目は、平成19年7月14日に「お口がポカンと開いてしまう」と題して行いました。最初に私が、お口がポカンと開いてしまう原因や対処法について説明し、その後全員でディスカッションしました。今回は歯科医師としてどのように対応していけばよいのだろうか、という話がたくさんでてきて、私自身、とても考えさせられ、勉強になりました。台風のため、参加者が少なめでしたが、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

第17回目は、平成19年9月15日に「噛みしめ練習は顎顔面形態を変えることができるのか?」というタイトルで行いました。今回は、Angle Orthod. 2007; 77: 457-462を読み、その内容について全員でディスカッションしました。この論文は、研究としてはあまりよい内容ではないのですが、臨床的にはおもしろい論文で、「科学的に証明されていても、実際の臨床で使えるのか」ということをよく考えなくてはいけないな、と思わされました。何事も、多面的に考えていく必要があることがよくわかりました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

第18回目は、平成19年11月17日に「哺乳とむし歯の関係」と題して行いました。今回は、Pediatrics 2007; 120: e944-e952を読み、その内容について全員でディスカッションしました。長期間母乳を与え続けるとむし歯になりやすいと言われることがありますが、今のところその話に根拠はないこと、母親の喫煙など、他の要因がむし歯のリスクを高めているということがよくわかりました。今回は、経験豊富な先生方が、子育ての話なども交えてたくさんの話をしてくださり、私自身、たくさんのことを学ばせていただきました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。



ふじき矯正歯科

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